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電子工作?

例によって唐突ですが、2年前の発売時に入手しておきながらちょっと触っただけで放置していた某社のピンク色のリファレンスボードをひっぱり出しました。ちなみに名前を伏せているのは、どこかの誰かが仕事中に調べごとしていてこのサイトに着いちゃったら申し訳ないので、検索避けなのです……。
140614_某社のピンク色のリファレンスボード

そしてこのボードに載せられるカラータッチパネル液晶と基板のセットを先日購入。ちょっと液晶の仕組みを知っておきたかったので、趣味と実益を兼ねて遊んでみようかなと。
140614_カラー液晶と基板

今時はこういう半田付けせずに気軽に楽しめるものを電子工作と呼ぶようですが、従来の電子工作のイメージと違いすぎるなぁという気はします。とはいえ電気のことを知らなくても気軽にマイコンで電気回路を制御できるので、プログラミングできる人には楽しめそうではないでしょうか(とか偉そうなことを言っていますが、私も回路はそこまで詳しくないです)。

工程を詳しく書こうかなと思ったのですが、大して面白くもないので簡単に。半田付けせずに、とか言いましたが、今回は液晶基板の組み立てに半田付けが必要なので、遠い昔に買ったまま放置していた半田ごてで半田付け。会社の半田ごてとくらべてあまりに非力ですが、確か某100均で買ったものなのでこんなものです。

ちょっと戸惑ったのは、フレキシブル基板(っていうのかな?)の半田付けです。適当に半田盛った上に置いて半田ごて当てたら固定できたけど、なんか外れそうで怖いです。でも案外丈夫なのでこれでいいのかもしれない。
140614_フレキシブル基板半田付け

で、ついでに買っておいたケースに入れてこんな感じに。部品選び間違えて端子が奥まで刺さらないのですが、とりあえず動きました。LANコネクタ外せばちゃんと刺さるようになるのですが、4時間くらい頑張っても外せなかったので諦めました。部品付けるより外す方がはるかに難しい……。
140614_完成形

で、サンプルプログラムをお借りしてカラーバーを表示してみる。おおー、動きました。バックライトがまぶしい。
140614_カラーバー

ここまでは昨日の夜にやったのですが、今日は続きで丸一日これで遊んでいました。英語のデータシート(111ページもある)を解読しながらなんとか改造していくわけですが、パソコンのプログラミングと違って、組み込みプログラミングはネットに情報が少なくて辛いです……。それでも最終的には矩形を描いたりタッチセンサーの値を取得したりできました。タッチセンサーの仕組みが想像と違ってシンプルで驚きました。ちなみに画面はちらつくし、タッチパネル精度はものすごく悪いので、実用物はまだ作れそうにありません。
140615_矩形描画&タッチパネル検出

……という感じで遊んでみましたが、特に何か作りたいわけではないのでこんなところで。やっぱり実際に触ると仕組みがよく分かって面白いですね。液晶以外にBluetoothとかも触ってみたいです。